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記事: 改めてNotSの魅力を語る

改めてNotSの魅力を語る - UNDERCOOLED

改めてNotSの魅力を語る

お久しぶりです。こんにちは。

 

渡邉です。

 

実は9月に入って、少しずつNotSの販売ペースも上がってきています。というのも、革製品って夏はどうもニーズが減るのか少し売れにくくなるんですよね。しかし、9月も半ば。ここからいよいよ秋ですよ。これからどんどんレザー需要が高まる季節です。

 

というわけで、ここで改めてNotSの魅力を語っていきたいと思います。

 

Here we go

 

1,僕がNotSの最高だと思うところ

 

1-1.使いやすさにこだわった独自設計

 

まずはなんと言ってもここでしょう!

これがやりたくてNotSを作ったと言っても過言ではないです。

 

・ガバッと開く小銭入れ

・収納性と視認性を備えたカードケース

・引っかからない札入れ

・同じ向きで全てにアクセスできる縦・一方向設計

 

これらを備えたコンパクト財布は、僕の知る限り多分ないです。使いやすさの基準は人によって様々だと思いますが、僕が考えたのは「使う人の動作と思考をシンプルにする」ということでした。

 

どういうことかと言うと、「カードを出し入れする」「お札を出し入れする」「小銭を出し入れする」というアクションをする時に、財布の中身が見にくかったり、取り出しにくかったりすると、人はちょっとしたストレスを感じます。そのストレスを回避するために、無意識に使い方のコツのようなものを探したり、慣れを強いられたりします。これが思考が複雑になってる状態だと感じていました。

 

ゆっくり落ち着いてお金を取り出せる時ならそれも問題はないかもしれませんが、レジが混んでいたりして店員さんや後ろに並んでる人からプレッシャーを感じると焦ってしまう時があります。

 

このような課題感から動作や思考をシンプルにできる財布が作れたら「使いやすさ」につながるのではないかと考えたわけです。数年前のコンパクト財布は今以上に「もっと小さく!」「もっと薄く!」という競争が行われていて、それまでの財布に当たり前にあった「使いやすさ」が失われてるなと感じることが度々ありました。これを解消しようとしたのがNotSです!この部分はなかなかうまく作れたのではないかなと自信を持っています。

 

1-2.使うほどに革の味が出る

やっぱり革財布を使うんだったら、革の経年変化を楽しみたいというのはありますよね。

 

NotSは使うとどんどん色が濃くなって艶が出てきますが、まさに革を育てるような感覚でNotSを使う楽しみの一つです。

 

NotSで採用しているメインの素材は、イタリアのタンニンなめしの革を使っています。このタンニンなめしの革は、植物の渋(タンニン)に漬け込んで、色付けは革そのものに染料を染み込ませて色付けをします。これを「タンニンなめし・染料仕上げ」と言いますが、これがいわゆる味の出る革になります。

 

NotSではこのタンニンなめし染料仕上げの革をこだわって採用しています。

 

1-3.日本の職人さんの丁寧な仕立て

アマゾンのレビューでも「縫製がきれい」「品質がいい」と評価をいただくことも多く、大変ありがたいです。

 

その理由は、NotSの生産はすべて日本の職人さんに作ってもらってるからです。最近は中国生産であってもひと昔よりずっとクオリティの高い製品を作ることができるようになりましたが、やはり細かい部分を見ると日本の職人さんの几帳面さに感動します。

 

これはなかなか写真では伝わりにくい部分なのですが、そんな細かいディテールの積み重ねが、実際に手に取った時の革製品の雰囲気に大きく影響を与えます。NotSが届いて箱から出して手に取った時に「あ、これは本物だな」と思ってもらうには、やはり日本生産の方がいいだろうなと思っています。中国生産のコスパの高さには驚かされますが、感動するくらいの品質を作るにはやはり日本生産なんだろうなと思って、ここもこだわってるポイントです。

 

2,あえて弱点も挙げてみる

 

2-1.小さくて薄い財布を求めるならもっとある

良いところばかり挙げてても、アレなのでNotSの弱点も挙げておきましょう。

 

NotSは「コンパクトさ」と「使いやすさ」をいいバランスで両立できていると思いますが、コンパクト財布の中にはもっと小さかったり、薄いお財布はたくさんあります。

 

「とにかく持ち運びするのに小さくて薄い方がいい!」という人には、NotS以外の選択肢はたくさんあるので僕はそちらを勧めるようにしています。

 

持ち運びのしやすさを求めるならSYRINX HITOE FoldabrAsus 薄い財布などがあります。どちらもデザイン的にミニマルでスタイリッシュです。できるだけキャッシュレスな生活を心がけていてほとんど現金を使う機会がないという人にとってはいい選択肢になるかと思います。

 

2-2.現金とカードをたっぷり持ち歩きたいという人には向かない

 

NotSの収納量は小銭が20枚、お札が10枚、カードが6枚としています。これ以上入れられないことも無いですが、型崩れしやすかったり出し入れしにくくなると判断して、MAXこれくらいの収納量を目安にしています。

 

コンパクト財布の中では、収納量が少ないというわけではないですが、中にはカードもたくさん財布に入れておきたいし、現金もいちいち減らそうと意識して支払うのは面倒だという人もいます。

 

そういう人にとっては、NotSは、、、というかコンパクト財布という選択肢は難しいのではないかなと思います。オススメは一軍のカードはNotSに入れて、二軍のカードは財布とは別でカードケースに入れた上で二軍のカードはバッグや車の中に常に入れておくという方法があります。

 

3,まとめ

 

改めてNotSの良さを語りたくて、書いてみましたがいかがでしょうか?

もちろん作り手としての多少親心みたいのも入ってしまってるかもしれませんが、僕自信色んなコンパクト財布を試した上で、NotSは最高だなと思ってます。普通に使いやすいし、デザインもかわいいし、財布としての品もあるし。

 

今回ご紹介したポイントも深掘りすると、もっと色々話せることあるんですが、長くなるのでそれはまた別の機会に。

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